鉄道ファンでもないのですが、この電車の音や映像を見ると懐かしい。そんな気分になりませんか?
今では観光向けに復活して走っているSLはその典型的な例といえるでしょう。SLの模型やカレンダーなどがよく売れているようです。最近ではNHK総合テレビの深夜時間にSLが走っている様子が放送されているようです。
私の父もよくSLに乗りに出かけることが多く、家族から呆れられています。いい年をした大人がなぜ?と疑問に思われるでしょうが、人間の男性は大人と子どもの2つの人格を内包しているそうです。これは私が大学で心理学を専攻しているときに講義で教えられたものなのですが、多くの人はこれに気がついていないのです。
実際、さいたま市にある鉄道博物館は、親子で行くと子より親のほうが子どものようにはしゃいでいるという話も聞いたことがあります。実際、ミニチュアの車両を運転を体験するコーナーは、非常に人気があります。ミニチュアの小型車両なのですが、運転台を含め、車両の機器は本物の電車の機器と全く同じものを使用しているのだそうです。横川の碓氷峠鉄道文化むらでも電気機関車を運転することが出来るのですが、こちらは本物の電気機関車なので、事前に予約して、丸1日運転の研修を行ってからでないと運転が出来ないので、ちょっと敷居が高いです。
鉄道博物館は昔懐かしい情景が思い出されると実際に行ってきた友人たちは口をそろえて言います。展示してある車両に実際に乗って座席に座るだけでも落ち着くのだそうです。私はなかなか時間が取れないのですが、いつか行ってみたいものです。
タイムスリップをしたかのような空間、そんな気分に浸れる場所がいっぱいあればいいのに、と思うのです。
(2010年12月19日)
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